【キャットフードおすすめ】ランキングの真実と獣医師が教える安全な餌の選び方

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猫を飼っていると、どのキャットフードが良いのか選び方に迷ってしまいますよね。

市販のキャットフードも数多くあり、ネットなどの口コミを見て選んでも食べてくれないことってありますよね。

その理由の一つとして、当然ですが猫にも個体差があり好みが違うので、すべての猫にピッタリのキャットフードというものは存在しません。

人間だって好きなものや嫌いなものはあるので、猫にあってもおかしくはありませんよね。

もちろんキャットフードの選び方で、栄養や価格を考えて購入することは大事なことになります。

でもキャットフード選びは、1回で決めるものではなく色々なものを試してみることが重要になるのです。

今回は、猫を飼っている人が悩むキャットフードの選び方について、獣医師の意見をもとに選ぶポイントを解説していきたいと思います。

よくあるキャットフードランキングやキャットフードのおすすめも参考にはなりますが、その情報だけを信じることについては獣医師として疑問がありました。

今回は、キャットフードのランキングサイトの危険性と、獣医師としてアドバイスできる安全なキャットフードをお教えするので参考にして下さい。

猫に必要な栄養素とキャットフードの選び方

まず猫に必要な栄養素は、人間とは違うことを理解しておきましょう。

猫の成長に必要な栄養素は、主に以下の6つが重要と言われています。

  • タンパク質
  • ビタミン
  • ミネラル
  • 炭水化物
  • 脂肪

タンパク質は猫の成長に不可欠な栄養

タンパク質は、筋肉や血液、毛を作る大事な栄養素になります。また体を動かすエネルギー源になるので、キャットフードの選び方でも欠かせないポイントになります。

中でも体内で合成できる量が少ないタウリンとアルギニンは重要で、タウリン不足は健康にも悪影響が出ると言われているので、キャットフードの選び方ではタンパク質を確認しておきましょう。

ビタミンAとナイアシンはキャットフードから

ビタミンも猫の健康に大事な栄養です。特にビタミンAとナイアシンは体内で合成できないので、キャットフードから摂取することが大事になります。ビタミンCは、グルコースが含まれていれば体内合成ができるので、キャットフードに含まれているか確認してみて下さい。

ミネラルはバランス良く摂取すること

歯や骨の成長にミネラルは大事な働きをします。健康にも大事な栄養になるので、カルシウムやマグネシウムなどバランス良く配合されているキャットフードを選ぶようにしましょう。

炭水化物も適度に摂取すること

炭水化物もエネルギー源として大事な栄養で、整腸作用も期待できるので適度に摂取することが大事になります。ですが摂り過ぎは太る原因にもなるので気をつけましょう。

脂肪もエネルギー源になるが摂り過ぎには注意を

脂肪を悪いものと思っている人もいるかもしれませんが、エネルギー源になる大事な栄養です。また免疫機能を高める効果も期待できるので、適度に摂取するようにしましょう。ただし炭水化物同様に、とりすぎは良くないので気をつけて下さい。

水は体の60〜80%を占める大事な栄養

猫にとっても、水は大事な栄養になります。体の60〜80%を占めているほどです。1kgあたり1日60mlほど必要と言われていますが、そこまで飲まない猫もいるようです。ただ目安なので、飲まないからと神経質になら無くても大丈夫です。

キャットフードは値段が高いほうがいいのか

キャットフードの選び方で気になることに、値段が高いキャットフードのほうが良いの?ということがありますよね。

これに関して、獣医師の意見を聞いてみたので参考にして下さい。

獣医師
ペットフードを選ぶ際のポイント、という件ですが、個体によって目的が違うので、一概にこれだ、とは言えません。ですが強いて言うならば、それなりの高い値段のキャットフードは、選び方の一つのポイントになります。

基本的に動物病院で取り扱っているキャットフードは、研究データを元に作られているので、健康な猫の体調管理には問題がないとされています。

しかしながら、成長していく過程で、例えば、猫に多い便秘や下痢、嘔吐、アレルギー、という症状が出た場合に、その原因と体質に合わせたものを選ぶことが必要になります。

植物性、動物性タンパク主体、云々ありますが、最終的には体質に合わないものは、与えられませんし、おすすめできません。

ですが基本的にキャットフードのグレードとしては、値段もそれなりに高いものであれば、添加物も少なく、特に着色料や保存料に関しては一定範囲内と考えられると思います

値段が高いキャットフードは、それだけの理由があるのです。

プレミアムキャットフードグレインフリーキャットフードなど有名なキャットフードもありますが、そういった高価なキャットフードは添加物が入っていないなどの安全性の観点でおすすめできます。

よくランキングサイトで上位になっているキャットフードは、値段が高いだけに成分や原材料はとても良いと言えます。

食べてみて下痢、嘔吐などの問題がなければ、栄養や安全面で考えればプレミアムキャットフードやグレインフリーキャットフードは最もおすすめできるキャットフードの一つと言えます。

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ドライフードとウェットフードはどっちを選べばいいのか

キャットフードの選び方で気になることに、ドライフードとウェットフードのどっちを選ぶかがあります。

総合栄養食と呼ばれるドライフードは栄養素がバランス良く摂取できるのでおすすめになります。

獣医師
基本的にはドライフードを与えることで、猫は健康的に成長することができます。

基本的にドライフードだけでもよいのですが、ではウェットフードのメリットは何になるのでしょうか。

ウェットフードはドライフードよりも水分も多く、水分の観点からは、ネコちゃんの本来の生肉を食べる習性に少し近くなると言えるでしょう。

ドライフードは水分を含まないので、しっかりと水分をとることを忘れないようにしましょう!

十分に水を飲み、ドライフードを好む猫ちゃんであれば、ドライフードだけでも問題はありません。

猫の年齢も考慮したキャットフード選びを

キャットフードの選び方で大事なことに、年齢によって選ぶキャットフードを変えることもあります。

獣医師
子猫、成猫、高齢ネコなど、年齢によって必要なカロリーや栄養が異なります。

子猫ならば、栄養たっぷりで成長を促進させるキャットフードを選びましょう。子猫用のキャットフードは、子猫用キャットフード選びの注意点も参考にして下さい。

成猫や高齢ネコならば、年齢に合った適切なカロリーと栄養を摂取できるキャットフードを選ぶことが大事になります。

市販のキャットフードであれば、子猫用、成猫用、高齢ネコ用など年齢に合ったキャットフードを選ぶことができます。

年齢によってキャットフードの選び方を変えることで、健康な状態を保つことが出来ます。

ただし最近人気のプレミアムキャットフードなどのように、1回の量で調整するものあります。

量の調整で対応できるキャットフードは、年齢で餌を変える必要がないというメリットがあります。

※猫によっては、餌を変えるとストレスになり食べなくなることもあるからです。

猫は自分でキャットフードを選ぶことができないので、飼い主さんは常に猫の健康状態を把握してキャットフードを選ぶようにしましょう。

基本的に健康な成猫であれば、良質なキャットフードを与えることで丈夫に育つことが期待できます。

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キャットフードの販売会社もチェックすべき

総合的な判断として非常に重要なことは、ペットフード会社の透明性です。

例えば、キャットフードの製造に関わっている人間がどう言った資格を持った専門家であるか明らかになっている、ホームページに工場などの案内がある、等は消費者の不安への配慮が見られます

また、国内で販売されている上質のキャットフードの中には、実際に製造している獣医師の名前や顔も出していることがあります。

こう言ったタイプのキャットフードに疑問や問題があれば、直接、製造者に相談が可能であり、信用ができると考えられます。

キャットフードをランキングする意味はあるか

ランキングサイトでキャットフードを選んでいる飼い主さんも多いと思います。

獣医師の視点から、このキャットフードのランキングについて考えてみたいと思います。

獣医師
キャットフードのランキングに意味はあるのか?についてですが、純粋に値段だけを見て公平に順位をつけるのであれば、購入する際の参考にできるので、懐具合が気になる飼い主さんには意味があり、イエスとなります。しかし、成分や効能などの見地からは、ノーであると言えるでしょう。

まず、インターネットで上がって来るキャットフードランキングの焦点について考えてみましょう。

人間の人気スイーツランキングは、健康維持目的ではなく、どれだけの人が良いと思って購入するか、などを焦点として、人間個人の体調は関係ありません。

一方、キャットフードはネコちゃん1頭、1頭の体質や生活環境の違いも考慮すべきで、原材料のクオリティのみで評価する物ではありません

昨今の人間用食品添加物による健康被害などが注目される中、ペットフード業界にもその傾向が強まって来ていることは明らかです。

その為、キャットフードランキングに上がる条件は、保存料や合成着色料、人口の香料などが使われていない無添加である、オーガニックである、グレインフリーである、などです。

これらは当然、飼い主さんがフードを買う際に気を使うべき点としても、何ら悪いことではありません。

全てのネコちゃんにグレインフリーが必要か

グレインフリーである必要性は、穀類にアレルギーがあるネコちゃんが存在する為、そういう問題を抱えた子がまず率先して食べるべきものです。

また、適度な炭水化物を摂取することは必要ですから、グレインフリーのフードの場合、穀類以外の炭水化物が何であるかを確認する必要があります

オーガニックである必要性はあるか

勿論、オーガニックであるに越したことはありません。

飼い主さんもオーガニック主義で、徹底的に無農薬に拘るのであれば、是非、オーガニックキャットフードを食べさせてあげましょう。

しかし、そのオーガニックフードが体質に合っているかどうか、それは個体差がある為、注意しなければなりません

折角、飼い主さんが気に入って買って来ても、下痢や嘔吐をしてしまったり、逆に便秘になったり、便の臭いが臭くてたまらない、などの問題が生じた場合には継続はできません。

殆どのネコちゃんは気に入って食べてくれても、自分の子だけはフードの匂いを嗅いだだけで食べてくれない、と言う可能性もあります。

このように、一般的にキャットフードのランキングは、飼い主さんのフードに対する考え方やお財布の状況に応じて、ある程度の参考資料として活用する分には問題ないと言えます。

もし健康管理を目的としたフード選びをしたいのならば、信頼しているかかりつけの獣医師の意見を聞くのもおすすめです。

獣医師
良い獣医師は飼い主さんの希望とネコちゃんの現在の健康状態を考慮して、科学的な研究データに基づいた適切なキャットフードをアドバイスします。

例えば、飼い主さんにとっては元気なのんびりさんで太った可愛い子であっても、獣医師の健康診断で心雑音がわかり、その為に動きが鈍く、食べるのが好きで太っていると判断された場合には、当然、心臓や体重管理ケアフードを勧められることになります。

キャットフードランキングのサイトは、健康な成猫ならば良いのですが、もし病気などを患っているのでしたら獣医師の意見を聞くことをおすすめします。

キャットフードランキングサイトは信用できるのか

キャットフードランキングサイトを信用するか、否か、ですが、これは明らかに獣医師の視点から外れた見解であり”土俵が違う”と言って良いでしょう。

獣医師
獣医師は、フードアドバイスをするに当たって、患畜であるネコちゃんの健康状態を知る必要があります。

例えば、高濃度のタンパク質フードが流行しており、それが良いとする考え方は、全く間違っているとは言い切れませんが、ネコちゃんは老化と共に腎臓が弱くなって来ます。

表には元気に見えていても、中年に差し掛かると体は老化の方向に向かっている可能性があります。

その状態をチェックせずに高タンパクフードを与えていたとすれば、腎臓はフル稼働を続けて疲れて来ることがあるかもしれません。

ランキングサイトのキャットフードを選ぶ場合は、あくまで健康な猫のキャットフード選びの参考として考えておいてください。

※全ての猫に合うキャットフードはありません(好みやアレルギーの問題があるため)。

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おすすめできないキャットフードとは

1つ1つの成分をじっくり眺めるよりも先に、大きな視野でのガイドラインを説明します。

賞味期限とフードの人気には大きな関係があります。

あまり人気が無いキャットフードは、ストックされている期間が長く、賞味期限内であっても、かなり長い間保存された状態であることが多いです。

店頭で並んでいるキャットフードを購入する際には、製造年月日と賞味期限を見て、明らかに製造年月日から時間が経過しているフードは、人気が無いと言う表れですから、あまりおすすめできません

値段が飛び抜けて安いキャットフードは、原材料の質が低いと考えられますから、選択肢の中から外すべきでしょう

明らかにカラフルな色のフードは、合成着色料を使っている可能性があります。

天然の原材料の色である場合には特に問題ありませんが、わざわざ色を着色しているフードは、見た目を飼い主さんにアピールしているだけの場合があります。

保存料に関しては発がん性物質と言われている BHAや BHTが取り沙汰されています。

BHAや BHTは人間の食品にも使われており、安全性を確認した上での分量が使われている訳ですが、当然、避けられる場合には是非、避けるべきでしょう。

過去にリコール歴があるキャットフードの製造会社は、要注意です。

リコールの内容と、その後の経過によっては(例えば、複数回、リコール騒ぎがあった、等)、選択肢から外した方が良いでしょう。

本当に愛猫のことを考えて餌選びをするためには

全ての飼い主さんがネコちゃんに望むことは、健康で長生きしてくれる事であると思いますが、それは獣医師も同じです。

愛猫を長生きさせるには、自分の子に適したフードを選ぶことが大事になります。

そのために必要な条件を整理してみましょう。

健康状態

どんなに若くて全く問題なく過ごしているネコちゃんでも、健康診断をせずに”健康です”と言うことはできません。

キャットフードは、ライフステージやその子の健康状態に合わせて与える物ですから、健康診断でやせ過ぎ、太り過ぎ、心雑音無し、毛並みも良く、血液検査も問題無しの完璧な健康状態であることを確認しましょう。

健康診断の結果、健康である場合には、今のキャットフードでも問題は無いとも言えます。

値段

先に繰り返し述べたように、値段はある程度のものを選ぶべきです。

もちろん家計の問題もあると思いますので、継続可能であることまで考慮して検討すべきです。

折角の良いキャットフードでも、数ヶ月で経済的に無理が出て断念してしまうのでは、全く意味がありません。

キャットフードは継続することで健康維持に繋がる訳ですから、先々のことも考え、経済的に見合った値段のキャットフードを選ぶべきです。

嗜好性

折角のプレミアムキャットフードを買い与えたとしても、喜んで食べてくれなければ元も子もありません。

大抵のキャットフードは美味しさを売りにしていると思いますが、全てのネコちゃんが同じ嗜好性とは限りません。

ビーフ好きがいれば、ツナ好き、ドライフード好き、パウチ好き、或いはドライフードが全くダメ、と言った具合に個体差があります。

それを無視して”この健康なネコちゃん用フードは獣医師に勧められて、絶対に食べさせたい”と思っても、当のネコちゃんが食べない場合には、全く意味がありません。

キャットフード選びは、獣医師やネットの口コミだけではなく、実際に食べさせてみた反応も大事になります

実際にランキングサイト1位で紹介しているキャットフードでも、我が家の猫は全く見向きもしなかったという話はよくあるからです。

原材料成分と体質の相性

キャットフードのランキングトップで素晴らしい成分が入っている、と言っても、食べて下痢をする、では全く意味がありません。

こう言った体質に関しては、判断は事前には難しく、どんなに健康診断で異常が出ていなくても、何故か、このフードだけは下痢をする、と言うことが十分あり得ます

ですから、キャットフードを変更する際に、ゆっくり時間をかけて行って、その変化を見ていかなければなりません

キャットフードレビューを見てみると、便が臭くなった、下痢をした、その一方、非常に快便で助かった、と正反対の内容が書かれていることがあります。

これは、正に、個体差や体質の違いを示している訳で、簡単に適切なキャットフードを見つけることは出来ないことを物語っています。

ただしキャットフードについて食べてみないとどれが合うのかわかりません。

一度食べさせてみて、愛猫の反応を見てフード選びをすることが重要になります。

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